女性研究者支援室について
事業の概要 展開
自然科学系における女性研究者の割合は、博士課程の女子学生の割合に対してかなり低いのが現状である。
本学においては、育児・介護休業制度および学内保育所の設置などの取り組みは既に行っており、雇用にあたって男女間の不平等はないが、女性研究者の割合は自然科学系で19%と、第4期科学技術基本計画に掲げている自然科学系の女性研究者の割合30%という目標値までには達していない。
本学では、社会的責任も含めた男女共同参画推進および本学において女性研究者が独立して独創性・発展性を有する研究を遂行することができる体制の構築を目指して、平成23年度に九州の私立大学で初めて女性研究者研究活動支援事業に採択された。
研究とライフイベント等との両立が可能なものとなり、男女共同参画社会に適応し、自立した研究者として成長するための環境整備に関する取組として、
 ①女性研究者に対する支援体制及び相談体制の確立、
 ②研究活動を支援する者の配置、
 ③研究者等を対象とした意識啓発のための活動等を推進している。
平成23年度から男女共同参画準備委員会を設置し、全学的な取組への理解とその推進に努めている。
また、本学の基盤研究機関/次世代女性生命科学研究所を本事業の初期拠点とし、女性研究者の支援体制の確立および研究支援者の配置を進めている。

本事業での取り組みは女性研究者が果敢に挑戦できる環境を提供すると同時に、継続的な研究を行うことを可能とするものである。
女性研究者の研究活動の支援システムの樹立・充実は、本学における研究教育の活力向上につながるものと期待され、以下のような意義が挙げられる。

(1) 本学における初めての試みにより、次世代に活躍できる女性研究者の道を切り開き、
さらに次世代女性研究者の裾野の拡大を図る。
(2) 男女共同参画社会として望ましい独立した女性研究者の創出により、研究者の活性化につながり、
複眼的視野からの新たな研究の加速化への連結を図る。
(3) 女性研究者育成支援を通じて女性研究者の現状の理解と育成支援への理解を図る。


事業の展開

平成23年度
 4月
 
第1次支援事業

次世代女性生命科学研究所
研究展開グループ
 研究員
 研究支援者
 
 9月
(文部科学省
「女性研究者研究活動
 支援事業」に採択)
 
次世代女性生命科学研究所
研究展開グループ
 研究員
 協力研究員
 研究支援者
平成24年度
 
 
平成25年度
 
次世代女性研究者プラットフォーム
【自然・応用科学系】
 研究員
 公的外部資金採択研究員
 学内競争資金採択研究員
 学内研究所の女性研究員
 などにも拡大
 
平成27年度以降
 
第2次支援事業

次世代女性研究者プラットフォーム
【人文・社会科学系】
 研究員
 公的外部資金採択研究員
 学内競争資金採択研究員
 学内研究所の女性研究員
 などにも拡大


研究支援者 キャリアパス

本支援活動をさらに発展させ、研究支援者にとって本雇用が将来のステップアップへ繋がるように、
個々の段階を達成するために必要な職種・ポスト・制度等を明確に定め、
効率の良いステップアップの道筋を形成すると共に、当人の目標意識を高めるものです。

 1 研究技術員
 2 修士研究員
 3 博士研究員
 4 リサーチ アシスタント
 5 特任研究員(期限付き)